ずっと話には聞いていた、呉のメロンパン。
昨日やっと食べることができました☆
元々のメロンパンは円形ではなく、写真のようなアーモンド形。
洋食のライスを詰める型を使っていたのでこの形となり、その形やラインが
メロン(ウリ)の形に似ていることからメロンパンと呼ばれるようになったそうです。
北海道や関東で見られる円形のメロンパンは、こちらではお日様の形に似ているとの
ことでサンライズと呼ばれています。
昔は今のような丸いメロンは主流じゃなかったので、メロンパンとサンライズは別々の
パンとして存在していたらしいのですが、時代の流れとともに日本にマスクメロンが
増えるにつれて二つが混同されるようになりました。
そこで、大手のパン屋さんがサンライズの名前を改めてメロンパンと呼び始めたことから、
サンライズはメロンパンの名を襲名して今に至り、サンライズという名前は西日本にのみ
残ってしまったようです。
そんな呉の、
店名もズバリ「メロンパン」さんの昔ながらのメロンパン☆
手に持つとずしりと重いです。
切ってみると、ぎっしりとカスタードクリームが! (写真のライト調整が変です、スミマセン)
でもクリームが白あんっぽい・・・?
ん?ホントに卵?何が入っているんだ?
しかし原料を見るとカスタードクリームとしか書いていない!
そのカスタードクリームの原料を知りたいんだって(笑)。
食べてみても、和洋折衷・・・感じです。
(ああ、味を分析できる舌が欲しい!)
昔は関西ではメロンパンに白あんを入れていたらしいけど、その名残でしょうか?
生地はどっしり、キメはどちらかと言えば粗いけど、本当に昔懐かしいパン。
でもパサつかず適度にしっとりぎっしり重みがあり、ついつい食べてしまいます(笑)。
この不思議なカスタードクリームもくどさがないのでボリュームの割に
意外に食べれてしまうんです!
・・・多分ものすごいカロリーだろうけど(笑)。
他に買ってきてもらったパンも食べてみました☆
こしあんパン、すごく好き!!
あんが全然くどくなく、ついつい食べてしまいます。
平和パンも、真ん中のいちごジャムとマーガリンのしみたあたりのところが
ホントに懐かしい美味しさです!
懐かしいパンたち。
きっとこのパンで揚げパンをつくったらかなり美味しいと思います!!!(笑)
正直に言えば、感動の味、ではないと思う。
ガイドブックに載せて観光客を・・・と言うよりは、地元で大事に守っていきたい味。
中学時代の部活帰りにみんなで買った菓子パンを思い出す、懐かしい旨さでした☆
呉にはなかなか行く機会がないけれど、でも今度はわたしもお店に行ってみたいな。
しかし本当に満腹になった夜でした☆(笑)