職場で最近、寅さんブーム。
そういえば父が昔見ていたような気はするけど、ちゃんと見たことないなあ、
なんて思っていたら、わたしもDVDを貸してもらえることになりました☆
せっかくなので、故郷である江差が舞台になった、第26作「かもめ歌」。
どうしよう、昔の実家が映ったりして(笑)、なんてどきどきしながら
再生いたしました。
はい、全然映りませんでしたが(笑)。
北海道は江差。追分まつりのバイに出かけた寅さんは昔仲間の
常の死を聞き奥尻島へ渡る。墓参りをすませての別れ際、島で
働く常の娘・すみれは「東京へ出て働きながら勉強がしたい」と
訴える。柴又とらやでは突然寅さんがすみれを連れて帰って来た
のでひと騒動。ほろ苦く若い娘の恋を見守るシリーズ第26作。
■ロケ地/北海道江差・奥尻島
■マドンナ/伊藤蘭
江差や奥尻でヒロインと出会うと言えどもメインは柴又だったので、
それほどたくさん江差の風景が映るわけではありません。
でも、懐かしかった!
やっぱりかもめ島の風景は、自分にとって特別。
久しぶりに聞く江差追分の唄声も、とっても懐かしく・・・。
ヒロインの伊藤蘭の北海道弁は「こりゃ違うだろう」と思ったけれど(笑)、
あっという間の2時間。久しぶりの松竹映画、楽しませていただきました☆
この映画が公開されたのが1980年で、自分が江差に移り住んだばかりの頃。
古い江差の街並みが懐かしいような、不思議なような・・・。
(今は江差の街並みは整備されていて、また様子が違うのです)
昨日友人と話しながら、故郷ってきっと増えていくんだろうなあ、って
思いました。
数年後には、広島も自分の故郷のひとつになっているんだろうなって。
(写真はかつての乙女城・笑)
もっともっと貪欲に味わいたいぞ、広島!(笑)
梅雨にも負けず、今日も元気にがんばりますっ☆
2009年8月 函館を発つ日
2007年江差紀行☆
2005年 江差紀行 夕景のかもめ島