わたしは食べることが大好きです。
だけど、「美味しい!」と思うものの範囲も広いので、
自分の好みは語れますが「美食について」は語る自信はありません。
たくさんのものを食べ比べてきたわけではないので、食材の違いについても
自分の舌で感じる自信はありません。
でも、間違いなく、単に「オムレツ」とかかれているよりも、
「〇〇牧場の有精卵のふわふわオムレツ」と書かれている方を自分は選ぶと思います。
だからこそ、食品の表示名については、きちんとしてもらいたいという思いはあります。
自分の舌に自信がないからこそ、メニューを信じ、自分の「美味しいと思う経験値」を
重ねていきたいと思うからです。
偽装表記の問題はとても重い問題です。
そしてそれは多分、一部の企業だけではないと思います。
多くの企業が、深くその罪に関して考えないまま、慣習のように
行ってきたことなのではないでしょうか。
ただ残念なことに、今までわたしが食べてきたものの中にもし偽装表記のものが
あったとしても、自分はそれをどれだか、自分で当てることはできません。
とすれば、わたしはそのときは、たとえ偽装表記のものであっても、満足して
美味しくいただいたということになります。
(まずくて腹が立ったときにはその時に腹を立てているので、それは時効☆)
そういう意味では、偽装されたことは悲しいし、残念だけれども、
わたしは自分の貨幣活動に関して、大きく悔いてはいません。
ただ、信頼していたお店に裏切られたという悲しみだけは消せないと思いますが。
ホテルであれ、料理店であれ、評判が命です。
偽装表記をすることにより、どれだけ利益を得たのかはわかりませんが、
それによって失ってしまった信頼を取り戻すには
どれだけの月日がかかることでしょう。
ゆうパックやヤマト運輸の問題も報道されています。
わたしたちが信頼していたブランドにも、影がありました。
(わたしはヤマトやゆうパックでひどい目にあったことはありません)
今回の報道を受け、飲食業界だけでなく、すべてのサービス業の方々に
(いや、製造業もでしょうね)、もう一度、自社の「商品」について、
きちんと向き合っていただきたいと思います。
もし、何か心苦しいところがあったとしたら。
今までやってきたことは消せません。
でも、これからどうするかは、これから決めること。
どうか、誠意ある対応を。
わたしたちが気持ちよく、消費活動に向かえるよう、
自分で自分の首をしめることのないよう、
誠意をもって、職にあたっていただきたいと思います。
そして、いつも誠意をもって、愛情をこめて、
素敵な商品、素敵なサービスを提供してくれている方々には、
改めて感謝したいと思います。
いつも、美味しいしあわせ、ありがとうございます☆
なんだか報道を見ていて、悲しくなってしまって、書いてしまいました。
この悲しい騒動が、これからを変えるきっかけになりますように。