黒淵を出て、
水梨の駐車場付近を目指します。
三段滝を見た後は、水梨からマイクロバス(14:00)に乗って入り口まで
戻るつもりなので、場所を確認しておきたかったのです。
(乗り損ねると同じ道をもう一度戻らなくてはならなくなるので・・・・)
黒淵を出てしばらくいくと、
雌滝が。
細くやわらかな滝です。
そのすぐ近くにある、
雄滝。
こちらは水流が強く、まさに「雄」!
新緑の中に光る水しぶきがきれいでした。
黒淵を出てから、少し道が険しくなりました。
より緑を近くに感じられます。
これは滝ではなく、
雪解け水が垂れてきているようです。
日陰の奥の方では、ところどころ残雪が見えました。
道はさらに険しく(苦笑)。
手すりや柵がないのが不安になるほど、崖間際でも何もない道が多いです(笑)。
このあたりは落ち葉もすごい。
雨になったら、足をとられてしまいそうです。。
(黒淵の船頭さんによると、雪解け後に少しずつ清掃しているそうです)
それにしても、緑と水に囲まれて、本当に気持ちのいいハイキング!
少し汗もかいてきましたが、登山仕様でランウエアを着てきたので大丈夫!(笑)
蛇杉橋。
南峰橋。やっぱり渡るの少しこわい(笑)。
途中の公衆トイレ。
看板が傾いたまま・・・・ってあたりで、入る勇気を失います(苦笑)。
三段峡はトイレスポットが少ないので、貴重なんですが・・・。
(ちなみに、自分は黒淵荘近くのブナのチップを使ったトイレ(アンモニア臭はすごいけど
自然にはよいらしい)、水梨駐車場のトイレを利用しました)
木が傾いても倒れても、道は
柵もなし~☆(笑)
本当に自然ありのままの姿をたくさん見ることができました。
携帯電話ももちろん通じない。
バスの時間制限さえなければ、もっともっとゆっくりと散策したいところです。
見上げると、
木の根(笑)。
長い年月の間に、周りの土が流されてしまったんでしょうね。^^
こんな風に裸の木の根を見るなんて・・・・ラピュタみたいだわ~。
それでも生きて葉をのばす木。
生命力ってすごいなあ・・・。
さらに
落ち葉の道を行く(苦笑)。
このあたりまで来ると、少々心が折れそうになっていました(苦笑)。
スタートの長淵から黒淵までに比べると、いわゆる「見所」も少なく道も悪いこのあたり。
歩いている間は、まだあるのかあ、なんて気持ちにもなりました。
でも今数日経って思い出してみると、実はこの黒淵から水梨駐車場のあたりまでの
道のことばかり、浮かんでくるんです。
人間って不思議だなあ。
バスの時間が気になって、心が狭くなっていたのかもしれないな。
今度はやっぱり、オール歩きだっ!(笑)
ってなことで、やっとたどり着いた
水梨駐車場。
時計を見ると12時ちょい。
黒淵を出たのが11時過ぎだったので、ちょうど
1時間くらいのハイキングでした。
ここから三段滝までは片道30分の距離。
よし、14時のバスに間に合う!
ということで、トイレ休憩だけとって、さらに先へと向かうのでした。
次回はいよいよ三段滝!続く!(笑)